妄想に捧げる、小話

長大な作品を物するのは、数分間で語り尽くせる着想を五百ページにわたって展開するのは、労のみ多くて功少ない狂気の沙汰である。よりましな方法は、それらの書物がすでに存在すると見せかけて要約や注釈を差しだすことだ。 ーJ. L. ボルヘス